Tuesday, March 12, 2019

SI-CAT

気候変動適応技術社会実装プログラム
https://si-cat.jp/
海洋将来予測データ
http://www.jamstec.go.jp/sdgs/j/case/026.html
社会実装プログラム
http://www.geoenv.tsukuba.ac.jp/~kusakaken/index.php?id=4152

課題1:近未来予測
・数年先から十数年先の日本全国の20㎞程度の解像度での気候変動の予測評価を詳細に行い、予測情報の精度を確率情報とともに提供する
・2030年近辺を対象として極端現象を含めた確率情報付きデータセットを作成
・極端現象イベントの確率的変化(イベント・プロジェクション)といった発展的な予測情報や類似イベントの検索等の機能を付加した近未来気候予測データベースとして構成・提供するための、特徴抽出手法や機械学習等などの改良を含む情報技術を開発
・全国20km解像度アンサンブル予測データセット(d4PDF(地球温暖化対策に資するアンサンブル気候予測データベース)の2℃実験版)、海域10km解像度アンサンブル予測データセット、これらの大容量データセットのハンドリング技術(切り出し・抽出機能等)をDIASに実装する。

課題2:ダウンスケーリング
・数年先から十数年先の1㎞程度の解像度でのダウンスケーリング予測情報を創出する
・1km解像度の統計的ダウンスケーリング:気温・降水に関するした全国版データセット。日射量等が含まれる農業向けに拡張されたデータセット、防災向け極端豪雨データセットを作成。
・領域気候モデル等を用いた力学ダウンスケーリング:5kmメッシュ本州域のデータセット。

課題3:影響評価
① 数年先から十数年先(2030年近辺を想定)の1㎞程度の解像度で、適応策の効果を考慮可能な気候変動影響評価情報を創出する
② SI-CATで開発された技術や成果を地方自治体等の適応策を検討する担当者や企業の担当者等が容易に利用できるようにデータを加工して提供するために、データ統合・解析システム(DIAS:Data Integration and Analysis System)上で実行可能な可視化ユーティリティなどのアプリケーション(SI-CATアプリ)を、SI-CAT参画機関一丸となって開発

社会実装機関(法政大学 地域研究センター)
・SI-CAT地域適応支援サイト
https://www.si-cat-social.jp/
・「地域の気候変動適応白書」
https://www.si-cat-social.jp/report/pdf/paper2018_web.pdf

モデル自治体
茨城県
・茨城大:農業。水稲品質(白未熟粒発生)予測モデルの開発
・筑波大:海岸保全。気候変動に伴う沿岸環境急変現象の変動と影響評価モデル開発
埼玉県
・環境科学国際センター:ヒートアイランド対策、暑熱対策。「温暖化ダウンスケーラ」及び「熱中症対策評価スキーム」の開発 https://www.shinrinbunka.com/wp-content/uploads/2016/06/58f18d1d34d7a64d210ce231f30bdcfd.pdf
長野県
・環境保全研究所:信州・気候変動適応プラットフォーム。レタスの適域判定モデルを開発、気候変動が果樹生産適地に及ぼす影響と適応策評価モデル開発
岐阜県
・岐阜大:台風や局地的豪雨による洪水等のリスク
鳥取県
・筑波大:海岸保全。候変動に伴う沿岸環境急変現象の変動と影響評価モデル開発
佐賀県
・九大:台風や洪水等の自然災害被害
四国
・高知工科大:降雨変化による洪水、干ばつ、その影響、及び、その影響を小さくする為の適応策

中間評価
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/091/attach/1397411.htm

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