Monday, October 9, 2017

津波計算コードJAGURS

公式サイト
http://toshitaka-baba.wixsite.com/index/development-of-jagurs

海洋研究開発機構,気象研究所,オーストラリア国立大学が共同で開発。非線形分散波理論に基づく有限差分法の計算コード。
  • 津波の分散現象が再現可能な非線形分散波モデルを用いている。
  • 特定地域の解像度を上げることのできるネスティングアルゴリズムが実装。
  • スパコンなどで大規模計算が可能なように並列化(「京」と地球シミュレータ(SX-ACE)に最適化)
  • 複数のシナリオを同時に計算するマルチシナリオ実行機能。
  • 極座標系と直交座標系での計算が可能。
  • JAGURSでは津波が伝番するに際に津波の付加荷重により地球が微小にたわむ効果と海水の鉛直密度分布の効果を取り入れて遠地津波をモデリングすることが可能。
・紹介
https://www.jamstec.go.jp/es/jp/output/research/fy2016/presen/06_presen.pdf
・短波長成分に富む津波の数値計算:海底地すべり津波
https://www.jamstec.go.jp/ceist/j/publication/annual/annual2017/pdf/2project/chapter1/1-10_baba.pdf
・新地球シミュレータによる高分解能・量的津波シミュレーション(JAMSTEC、今任嘉幸ほか、2015。和歌山県の予報業務で利用)
http://www.jamstec.go.jp/jdb/ronbun/Ks00048967.pdf
2,430m>810m>270m>90m>30m>10m(>3.3m)
・DONET観測情報を活用した津波予測システムの社会実装-和歌山県の事例-(石川県、石橋正信ほか、2018)
https://www.jsnds.org/ssk/ssk_37_1_125.pdf

・個人の試用談


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